患者登録および患者基本情報

患者登録および患者基本情報

1997.11.05 医療情報部

機能概要
患者基本情報について以下の患者基本情報は永久保存とすること。
  • 患者番号
  • 患者氏名(カナ・漢字氏名)
  • 性別
  • 生年月日
  • 患者登録日
  • 出生時刻
  • 生死情報
  • オーダ側に患者情報を保持する場合、医事部門システムの患者情報と整合性を図ること。
    故障時やメンテナンスによるオーダ側のサーバが停止する場合においても、患者情報の照会が可能なこと。
    患者保険情報患者の保険情報を医事部門システムより取得し、参照できること。
  • 被保険者氏名
  • 資格取得年月日
  • 事業所(船舶所有者)所在地、名称
  • 保険者所在地、名称
  • 交付年月日
  • 保険番号
  • 記号番号
  • 本人家族区分
  • 有効期限(期間)
  • 継続区分
  • 負担割合(入院・外来)
  • 負担額(金)
  • 福祉給付金情報
  • 保険証確認日
  • 患者個人情報患者個人情報の登録・参照ができること。
    入力された情報がいつのものであるかを明確にするために、情報の入力年月日を保持できること。
  • 身長(入力された日付)
  • 体重(入力された日付)
  • 血液型(入力された日付)
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号(自宅・緊急時の連絡先)
  • 電子メールアドレス
  • 禁忌情報(フリーテキスト)
  • アレルギー情報(フリーテキスト)
  • 感染症情報(患者プライバシーの問題から別画面に展開して、登録・照会を行なえること。)
    • HBs
    • 梅毒
    • HCV
    • MRSA
    • その他
  • 予防接種と罹患の有無
    • 麻疹
    • 風疹
    • 水疱症
    • 流行性耳下腺炎
    • ツベルクリン反応
  • 特記事項(フリーテキスト)
  • 障害情報の有無
    • 視覚障害
    • 聴覚障害
    • 言語障害
    • 運動障害
    • その他の障害(フリーテキスト)
  • 患者照会患者の受診歴を保持し、照会が可能なこと(オーダ端末からの受診歴の照会や、カルテ1号紙発行時にアクティブな受診科情報が必要)
    見舞い客の案内時、患者の現在入院中の病棟が照会できること
  • 患者番号
  • 患者氏名(カナ・漢字)
  • 生年月日
  • 年齢
  • 現在入室中の病棟名
    病床管理システムの入力があれば以下のコメントも表示できること
  • 医師による面会謝絶
  • 患者による面会拒否
  • 患者からのコメント
  • 外泊情報
  • 最終退院日の情報退院情報が存在する患者の最終退院日を情報を保持させること
    最終退院日(期間指定)をキーとした患者の照会や印刷が可能なこと
    患者の生死情報患者の生死情報と死亡年月日が登録できること
    • 生存中(デフォルト)
    • 当院入院中死亡
    • 外来死亡
    • 院外死亡
    患者の家族関係の情報を登録できること家族関係:電話番号をキーとして、同一家族が検索可能なこと
    母子関係:新生児の登録時に母親IDの入力が可能なこと
    上記は患者情報の同一画面上にて参照可能なこと
    当院に受診した患者以外の者の判別が可能なこと医事部門システムより、受診患者以外の者にもID番号の付与を行なうことから以下の情報を判別できること。
  • 正常分娩による新生児
  • 血液提供者などのドナー
  • 健康診断目的の者
  • 職員採用検診
  • 患者識別(患者・ドナー等)
    これらは受診歴を参照する際に判別が可能なこと(来院目的)
  • 患者情報の保持医事部門システムより転送されてくる患者の登録情報は、媒体の容量の許す限り登録可能なこと
    登録患者数に上限がある場合や、情報を保持するにあたって不具合が生じる場合は事前に警告表示をすること。
    • 現在の患者登録数は、約39万人である。
    • 新規登録患者数は、約2,300人/月である。
    人事課システムDBを活用できること人事課システムよりFD媒体などで取得した情報の利用が可能なこと
  • ユーザのオーダエントリ端末利用制限
  • 互助会・病院減免などの有効期限管理
  • 職員の保険証確認業務の自動化
    を行なう。
  • 患者の二重登録情報について医事部門システムより患者二重登録を行なった情報が転送されるため、オーダ内部で適切な処理を行なうこと。
    カルテ1号紙(診察・入院申込書)の入出力が可能なこと外来・入院端末のどこからでも出力可能なこと
    保険変更などカルテ1号紙の情報に変更が生じた場合カルテ1号紙の出力を促し、受診している診療科の受付分の1号紙を出力できること。
    出力用紙サイズはB5・A4の両方に対応できること

    カルテ1号紙の出力内容について

    1. ID番号
    2. カルテ1号紙の識別(入院・外来)と受診科
    3. 患者氏名(カナ・漢字)
    4. 性別
    5. 生年月日(和暦・西暦)
    6. 郵便番号
    7. 住所
    8. 電話番号(自宅・緊急時の連絡先)
    9. 保険情報(保険番号・記号番号・本人家族区分・有効期限・負担額・負担割合)
    10. 現在受診している診療科の一覧
    11. 職員情報
      • 所属
      • 内線番号
      • 互助会の場合は関連情報
    12. 発行日時
    13. バーコード印字が可能なこと
      • 外来カルテ:患者IDと科コード
      • 入院カルテ:入院番号・西暦−(ハイフン)その年の通し番号
    14. その他手書き用スペースとコメント記入欄
    再来受付システムオーダリング稼動後は、再来受付機をオーダリング側に接続することが可能なこと